wifiルーターなどの機器のパスワード変更をしていないとやばいです!
舞浜のロボットホテルのロボットがハッキングされたわけ
少し前2019年の秋のことですが、舞浜にある客室にロボットがいろいろと案内してくれる評判のホテルで、未来を先取りしたような事件が起きました。
ホテルの肝心のロボットのプログラムに欠陥(ぜい弱性)があり「悪意のプログラムを仕込まれると客室の様子が外に筒抜けになる」というリスクが発覚したのです!
ホテルに泊まっている姿を、外からのぞかれるのではたまったものでは無いですね。
■「変なホテル舞浜」の卵型ロボ「Tapia」に脆弱性 不正操作が可能な状況 Twitter上の指摘で発覚
ネットにつながる機械はミスったらプライバシーが筒抜け
今や身の回りには多数の「ネットにつながっている機器」があります。
それらの機器には「一歩間違えると情報が外部に漏れてしまうリスクがある」事はぜひ意識していただきたいと思います。
リスクの一例をご説明します。
一昔前のネットワーク製品には「購入時の設定メニューに入る時のパスワード(例:0000)の変更をユーザーに任せる」ような製品がほとんどでした。
ところがユーザーが変更をしないため、マニュアルに記載されている購入時のパスワードを使われて、第三者に悪用されるケースが多発しています。
最近の製品では対策として「使用開始時に強制的にパスワードを設定させる」機器が増えましたが、安価な製品では今でも「パスワード変更はユーザー任せ」が出回っています。
被害が目立つのは「wifiのルーター」、防犯や外出時のペットの様子を監視するための「ネットワークカメラ」です。
筒抜けのプライバシーカメラ映像が楽しめる?サイトまであります
以下のinsecamというサイトでは、外部に漏れたままになっているネットワークカメラの映像がリアルタイムで確認できます。
日本にも企業、家庭などたくさんのカメラが今もプライバシーを垂れ流していることにしびっくりしてしまいます。
■スマホ、パソコンのカメラも例外ではない!insecamが示す情報漏洩のリスクと対策
wifiルーターやネットワークカメラを購入された方で
「設置時にパスワード変更した覚えがない」
という方は、ぜひ再確認なさるようおすすめします。
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