できるだけデジタル化して、クラウド上に保管するのがもっとも安心です。
これからの日本はまさに大災害時代に突入します
今年になっても自身や大雨など大きな災害が続いています。
被害にあわれたの皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。
被災地域の一日も早い復旧、復興をお祈り申し上げます。
さてこの数年の全世界的な異常気象については、私たちの肌感覚でもどんどん深刻化している気配を感じます。
「何十年に一回の異常気象」は聞きあきてしまい、驚かなくなってしまいましたね。
さらに恐ろしいのが、日本が地震の活動期に入ったことです。
東日本震災の後、2016年熊本や鳥取、2018年は島根、大阪府そして北海道と、大きな地震が次々発生しています。
さらに広く大きな被害を及ぼす「南海トラフ地震」は今後30年間の70~80%で起こる言われ、首都圏直下型地震や富士山噴火も議論されています。
そんな事態になった、命を守るだけで精一杯で、アルバムや通帳を持ち出すゆとりもないかもしれません。
長時間避難生活が続くかもしれません。
いったいどうしたらいいのでしょう?
災害に備えるためにデジタルの2つのポイント
このような時代に生きる私たちは、いつ何時自分の身に災害が降りかかっても対応できるよう備えをしておく必要があります。
その鍵は「デジタル化」だと思います。
しかしデジタルには、長所にも短所にもなる2つのポイントがあります。
ポイント1・・デジタルは形がない。
第一は注意点として「デジタルには形がない」ため「被害にあったら永遠に消滅する」ことを意識することです。
例えばアルバムの写真は一部でも残されたり、復元できる可能性もありますが、デジタルは消えたらそれっきりです。
家庭内のパソコンなどのデシタル機器は水や熱に極めて弱く、火災や水害からの回復は非常に困難、例え一部分の復元にも多額の費用がかかり、一般的には不可能です。
形がないだけに、保管方法には注意が必要です。
ポイント2・・デジタルはかさばらない
第2のポイントは、逆に「形のないデジタル」を長所として活用することです。
デジタルなら、何万枚の写真や書類でもかさばるという事がありません。
デジタルの保管費用は毎年急速に低価格化が進んでいます。例えばGoogleクラウドを2TB(2テラバイト=2000GBギガバイト、DVDに換算すると450枚分)借りても月にわずか1300円です。
2TBの容量があれば普通の方なら全デジタル資産を余裕で保管できるでしょう。
クラウドサービスは各地のサーバーに分散して保管することでコストと安全性を高めていますので、どんな災害でも失われることはありません。
よって、これからの災害多発時代の大切なものや情報の保管方法は、
- 様々なデータをできるだけデジタルに移行してまとめておく。
- 移行したデータを家庭内のデジタル機器ではなく、クラウドサービス上に保管する。
ことを原則とすべきでしょう。
例えば写真もスマホやデジカメそれぞれの機器に保管したままにするのではなく、特定のクラウドサービス、例えば「Googleフォト」に集約して保管するようにすると、安全なだけでなく、一覧性も高まり便利で、次世代への継承も簡単です。
その他のデータも、同様にデジタル化して、クラウドサービスに保管します。
自分で作ったワープロ文章などのデータも、パソコンやスマホ内に保管せず。クラウドサービスに保存します。
こうすれば、自宅や機器を失っても、データは残ります。
今やデジタルデータは「人の生きた証」ですので、長所を生かして、安全に保存し、後世に伝えるべきだと思います。
当プログや、Digital Keeperでは、今後もその方法についてご案内を続けていきます。
以下の公式ブログもぜひご覧下さい。
新型コロナの脅威そして深刻な異常気象や未曾有の災害に直面している私たちが、どうやって大切なデータや資産をデジタル化して守…