詐欺SMS(ショートメッセージ)です!クリックして開いたサイトを信じないで下さい。
偽「宅配便の不在通知」などと同じ詐欺SMSです。
日本ではワクチンの予防接種は地方自治体か国が主導して行っており、このようなSMSで勧誘するはずがありません。
ユーザーをだまして犯罪に誘導するフィッシング詐欺は、メールからSMSに移りつつあります。
詐欺SMSの目的は、文中のURLをクリックして、偽造詐欺サイトに誘導し
- 個人情報を入力させて盗む
- 「アップデートが必要」などと不正アプリやマルウェアをインストールさせて、スマホを乗っ取る
ことです。
SMSをクリックしてしまったら?
なお「うっかりSMSをクリックした」「詐欺サイトが見てしまった」だけでは危険はありません。
SMSは文字しか送れず、ファイル添付もできないため、メッセージの文中にウイルスを仕込むことはできません。
そのため犯人はSMS上のURLをクリックさせて、飛ばした先の詐欺ページで、IDやパスワードといった「情報入力」させたり、不正アプリやソフトを「ダウンロード」させようとします。
つまりユーザーがこのような動作をしていない限り、見ただけではトラブルに巻き込まれる心配はありません。
詐欺SMSの対策はこうする
また現在では、パソコンもスマホもセキュリティが強固になってきたため、昔のように外部から簡単に感染させることが難しくなりました。
今では、「OSや主要ソフトの最新版へのアップデート」を速やかに対応している限り、脆弱性を突いた「ユーザーが知らないうちに感染するリスク」は極めて少なくなっています。
昔のように「見ただけ」「クリックしただけ」で悪い物を感染させるのはむずかしくなりました。
そこで攻撃者はユーザーをだまして、情報を窃取したり、ソフトやアプリをユーザーインストールのような自発的な行動をさせようとしているのです。
「やってはいけないこと」を理解してきちんと対応しておけば、過度に心配する必要はありませんよ。
情報を入力してしまったり、アプリをインストールしたなど、詳しい対処方法は書きのデジタルキーパー公式ブログの記事をご覧ください。
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