「スマホのワン切り」は国際電話を悪用した詐欺かもしれません!
かつて平成の時代には「ダイヤルQ2のワン切り詐欺」がはやりましたが、今では国際的になってます。
スマホを狙った新しい詐欺についてご案内します。
ずいぶん以前となりますが、平成が始まった頃「ワン切り詐欺」が流行った時期がありました。
見かけない電話番号からの着信があり、不審に思ってかけ直すと、高額な「ダイヤルQ2の情報提供料」をだまし取られてしまう事件です。
大きな問題となり電話会社が対策をして、国内では被害は聞かなくなりました。ダイヤルQ2自体も2014年にはサービス終了しています。
ところが現在、なんと「海外からのワン切り詐欺」が横行しているのです。
たいていの場合「アセンション島」「トンガ」「カメルーン」といった聴いたこともない、知り合いもいない国からの国際電話の着信記録が残ります。
また「050-」ではじまる番号もあるようです。
不審に思い、ついかけ直してみると、
- えんえんと音楽が流れる。
- 日本人が困っています。そのままでお待ちくださいというようなアナウンスが流れる
ような通話で、いくら待ってもなんら変化はないため、しばらくして電話を切るしかありません。
ところが、この間に「30秒あたり約200円」といった高額な国際電話代がカウントされていて、忘れた頃にあなたに請求されてしまうのです。
あまりに古典的な手口ですが、海外からで胡美羽額なのが、たちの悪い詐欺電話です。
今は電話帳はなくなりましたが、相次ぐ個人情報の流出事件の結果、IDパスワードやメールアドレスだけでなく、電話番号も同じようにブラックマーケットでリストとして売買されて、海外の犯罪者に悪用されているわけです。
今では固定電話は廃止した方がいいかもしれません
かかってくる電話はユーザー側は防ぎようがありませんので、
「見知らぬ電話番号は全て無視」
「決してかけ直ししない」
を心がけましょう。
不愉快ではありますが、それ以上の実害はありませんので、ほっておくのが一番です。
また電話番号が漏れている固定電話は、今では詐欺電話の温床です。
携帯が普及した今固定電話をもつことには、あまり意味がなくなりました。
以下のデジタルキーパー公式ブログの記事もご覧になり、固定電話の廃止もご検討下さい。
NTTの電話帳「ハローページ」の廃止が発表されました。携帯が普及し、固定電話の番号が詐欺で使われるなど弊害が目立つ現在、…