ブログやSNSにもデジタル終活が必要です。
Yahoo!ブログ閉鎖の悲劇~プログサービスが消えたらコンテンツはどうなる?
本日は「デジタル知的財産とデジタル終活」に関わる話題をお伝えします。
ヤフーが2005年から運営し、最盛期は100万以上のブログが掲載されていた「Yahoo!ブログ」が2019年12月15日に閉鎖されました。
閉鎖の理由は、市場環境や事業方針変化の結果だそうです。
Yahoo!は他にも以前買収した無料ホームページ作成サービス「Yahoo!ジオシティーズ」も3月に閉鎖してので、これでYahoo!上でユーザーがコンテンツを公開する無料サービスはなくなってしまいました。
やはり、手軽なSNSに押されて広告収入も伸び悩んだからでしょう。
Yahoo!ブログの閉鎖についてはかなり以前から発表され、他のブログサービスへの移行、引っ越しの方法も掲示されていました。
「一身専属規程」が継続を困難にする
しかしYahoo!ブログやジオシティーズには、持ち主の死去などから管理者不在となって放置されたブログが多数あり、
- 「後世に残すべき情報資産である貴重なコンテンツを消してしまった良いのか?」
- 「なんとか保管すべきだ」
という声も多く寄せられていました。
しかし残念ながら、規約上「管理のアカウントは本人のみに所属する=一身専属」と定められているので、運営者のYahoo!も勝手に手を加えることはできません。
結局、12月15日で全てが永遠に消滅することになってしまいました。
デジタル終活するとき、やはりお金に関わる、銀行のアカウントなどデジタル遺産を中心に考えてしまいますが、後世に残すべき価値のあるブログやホームページ、投稿内容など、いわば「デジタル知的財産」についてもぜひ考えましょう。
これらはデータさえ残されれば、いろいろと生かす術はあるのですが、そのためには、ブログ管理のアカウント情報(ID、パスワード)が必須です。
サービス側に問い合わせても、規約上、本人以外の利用を認めず、遺族でもパスワードなどは公開してくれません。
SNSも本人が死んだら消える~デジタル終活は必要ですね!
実はFacebookやLINEなどのSNSも同じで、サービスの途中終了や整理はありえます。
また本人か亡くなった後のことはほとんど考慮されていません。
つまり現在ネットに公開されている膨大な記録は、ずっと続く保証はなく、たいへん「はかない物」なのです。
消えてしまっては、コンテンツ作りの努力も水の泡ですし、人の生きていた証も消えてしまうのです。
ご自身だけでなく周囲の方にも、この観点からも「デジタル終活の必要性」を思い起こしていただきたいですね。
参考情報:■当社公式ブログ
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